2011年7月3日 日曜日 午前11:30頃
笠岡市小平井・笠岡 井笠鉄道・大井村駅〜笠岡駅
くじば駅を出たあたり。
いつも花を咲かせている永山酒店の倉庫横。
八幡平を過ぎたあたり。
隅田川と並走する。
威徳寺ふきん。
ここが、井笠鉄道が最も「井笠」らしい線路道だった。
隅田川の橋を渡る。
元・大和座横。
大和座で映画を見ていると列車が通るたびにガタンゴトンと座席が揺れていたが、
あれは井笠だったのか? 国鉄だったのか? それとも両方だったのだろうか?
跨線橋前から元大和座ふきんを振り返る。
右側の道は映画館がある当時は、人の幅しかなかったが今は車が通れる。
終点笠岡駅。
今もホームがそのまま残る井笠鉄道笠岡駅。
井笠鉄道が走っていた時代は、笠岡駅前には木造三階建ての旅館や食堂が並んでいた。
笠岡港にはクレーンが1台設置され、船やトラックや人が忙しそうな活気があった。
鉄道廃止後40年。
笠岡駅前風景はすっかり変わった。
鉄道があるころは、今で言えば、毎日が「大仙さん」というか、大仙さんの日以上の賑わいがあった。
駅前の人の少なさを見るたびに寂しく感じる。
なお、
JR駅との同一駅は笠岡駅の他には神辺駅があった。
井笠鉄道は廃止されたが、後に出来た井原線はやはりJR神辺駅と共同駅になっている。
2011年7月9日