2011年2月12日 土曜日 午前9:15頃
笠岡市笠岡 「笠岡二十勝景図 鼓渓 梅林」
「笠岡二十勝景図」 とは嘉永の頃・・・今から160〜170年前・・・笠岡の名勝を描いたもの。
時を超えてその地を訪ねてみる。
まず「鼓渓」とは何処か?
田頭の竜王神社に行く。
ここが田頭の竜王さん。
竜王山から見る追分・小平井側の山。
昔、竜王山の北西に「鼓石」という岩があったそうだ。
そこは渓谷になり春には梅の木が花を咲かる名所だったそうだ。
しかし、それも「40〜50年前までのこと」だそうで
今から200年前には梅の名所は消滅していた。
「鼓渓 梅林」の地であってであろう場所は「相生墓苑」の付近であろうと予想される。
梅の名所であったことを彷彿させるものは何もないが、
周囲の山と渓谷が雰囲気だけをいくらか伝えている。
「笠岡二十勝景図 鼓渓 梅林」笠岡市史より
これは帰り道、
竜王山から田頭に下る車道から見る笠高・笠商、背後には雪が少し残る応神山。
2011年2月13日