井原駅に戻ってきた。
















ここは元・井笠鉄道七日市駅前。





七日市駅前は、たまに来るたびに名残が消えていくなあ。













山陽道の七日市。

まっかなトラスが三連の日芳橋。

小田川のこの場所には、江戸時代後期にやっと橋が架かった。


それまでは川渡し。






安政四年に日芳橋が完成した記念碑。

この碑は七日市側でなく西江原側に建っている。



その訳は写真に見えるように書が西江原・興譲館の阪谷朗廬、架橋は西江原にある一ツ橋代官となれば


間違っても七日市に碑を建てることはできない。












西江原新町の造り酒屋。

蔵では軽食も営業中。

右が興譲館のグランド、その奥に体育館。

道のすぐ左には天神さんがある。

♪

とうりゃんせ　とうりゃんせ

ここはどこの　細道じゃ

天神さまの　細道じゃ

「ちょっととおしてくだしゃんせ」

「ご用のないものとうしゃせぬ」







そんな細くさびしい道だったが、道は幅広くなり、天神さまが「怖いながらもとおりゃんせ」の面影はいっさい消えてしまった。

（これは、えいちゃん個人の想い出）

山陽道西江原の新町（しんちょう）。


町は、街道や平櫛田中が育った昔がいくらか偲ばれる。

天満屋ハピーマートに戻った。

明治「ごんぼう村」のおじさん・おばさんも



村人らしく、

売れるその時を気長く待っている。

つぎ・元蔵王温泉ヘルス共和国ふきん�@�A

2011年1月10日