2010年12月14日 火曜日 午後1:30頃
笠岡市大島中正頭
晴れていて少し風がある、こういう日は瀬戸大橋がきれいに見えるだろう。
そう思って正頭にやってきた。
正頭漁港の防波堤越しに見る水島灘。
南備讃瀬戸、北備讃瀬戸の両大橋が見える。
正頭漁港の正面には広島、手前に手島が重なっている。
では港から正頭の民家の方へ上って行く。
瀬戸大橋の他に、下津井の瀬戸内児島ホテルと鷲羽山ハイランドがよく見えている。
塩飽諸島のほぼ全景も見渡せる。
(北備讃)瀬戸大橋。
笠岡市真鍋島、その後の高い山が紫雲出山(香川県三豊市)。
塩飽諸島のうち、この三つの島は笠岡側から見たのがいちばん美しい。左から高見島・小島・佐柳島。
民家が御嶽山につづく正頭だが、高くなるほど空家や廃家が多くなる。
瀬戸内の、どこにでもある(あった)農漁村の風景をみせる正頭。
重なる手島と広島、右に小手島。
「ここはきれいなとこでしょう」と農婦から話かけられた。
そのとおり・・・・・ではあるのだが。
瀬戸内のどこにでもあった、こういうきれいな風景を日本が半世紀かけてすっかり半減させてしまった。
狭い路地に石垣の民家がつづく漁村集落。
こういう、なにげない民家の石垣の花がことさらに美しく感じた。
2010年12月18日