2010年12月1日 水曜日 午前11:30頃
井原市美星町黒忠八日市
美星七福神のうち「美星大黒天」がある、美星町黒忠。
「美星マラソン」では、この大黒天付近に給水所が設けられる。
その「美星マラソン」では、なだらかなアップダウンがつづく山中のコース道だが唯一か所、
怒涛の応援の場所がある。
それが八日市の町。
山中に突然商店街があらわれ、
そして万雷の拍手を道の両側から受ける。
しかも、商店街に並んで応援する人々の顔がやさしい。
感動する応援がある町、八日市。
昔にはバスが走り、「待合所」という歴史ものの表札がそのまま掛けてある。
町には「首なし地蔵」が祀られ、そのすぐ上には
石が摩り減った宝篋印塔(ほうきょういんとう)が残る。
井原市の文化財。
そういう八日市の町。
町のうえの丘には杉木立がある。
ここまで来たが、これより先は道にへえとう草がつづいていたので引き返した。
山中に眠っているような町だな、繁栄はいつ頃までつづいていたのだろうか?
つぎ・宇内渓谷@AB
2010年12月3日