2010年11月9日 火曜日 午前9:50頃
笠岡市カブト東町 太陽の広場のアッケシ草
アッケシソウは濃緑色をしているが秋になると「紅紫色」に変化する。
その紅紫色が珊瑚に似ているので「サンゴソウ」と呼ばれる。
近くて見るとこんなに奇麗で、比類のない魅力を感じる。
塩湿地にしか生育しない「塩性植物」。
北海道の他には岡山・香川の元塩田に育成していたが開発などで、環境庁による「絶滅の危険が高い種 」に指定されているそうだ。
お隣、寄島町では2003年自生が確認され、
翌2004年、「アッケシソウを守る会」が発足。
旧寄島町の天然記念物で、
現浅口市の天然記念物になっている。
寄島干拓地に自生するアッケシソウは「守る会」により保護され、宣伝され
今や寄島町の秋の観光名所になっている。
いっぽう、笠岡市にあるアッケシソウは寄島町以上の範囲に育ちながら
市民にさえ・・・・・・そして、この公園を散歩する人にさえ気付かれず・・・・・大きく育っている。
2010年11月14日