鳴滝峡は予想外によかったなあ。




気をよくして次の夫婦淵へ行こう。

この地図のように宇土川が大きく蛇行する場所に「夫婦淵」はある。













その場所に進もうとしたら、古風な出雲大社に似せたような旅館・料亭の廃業跡が出現した。
















国道313号線から川が蛇行したぶん奥に元旅館は廃墟になって残っている。













旧道は川に沿ってあったが、今は交通量はまったくない。















この元和風旅館のすぐ下に「夫婦淵」はあった。






ここが「夫婦淵」であることを確認したかったので、道路補修工事の作業員に尋ねてみた。



「ここらの地名を夫婦といいます。

滝らしいものは鳴滝峡を除けば、ここしかありませんねえ。」




と、どうも「夫婦淵」の存在はないようなお答えであった。


しかし、夫婦淵がもしあるならばここに違いないこともわかった。












夫婦淵は落差こそ、そんなに無いが、水量は迫力あるものだった。



しかし、「夫婦淵」を見物するとなれば、それはこの元和風旅館からスタートして遊歩道をすこし歩かなくてはならない。そしたら正面から見ることができる。

和風旅館は廃墟になりつつあり、

あったであろう遊歩道は繁った樹木と葉っぱに隠れ、その存在さえ確認できない。




蛇行した川に沿った旧道は今は歩く人も、走る車もなく、荒れようとしていた。

つぎ・龍頭ヶ滝（芳井町）

2010年8月2日