2010年7月9日 金曜日 | 笠岡IC | ⇒ | 谷瀬の吊橋 | ⇒ | 熊野本宮大社 | ⇒ | 勝浦港 | ⇒ | ホテルうらしま | |||
和歌山県田辺市本宮町 那智勝浦町 | 7:40 | 13:10ころ | 15:40ころ | 16:52 | 17:26〜(泊) |
バスは山中を走り奈良県から和歌山県になった。
全国3000あるという熊野神社の総本宮「熊野本宮大社」に着いた。
やはり雨が降っていた。
(写真上の1/3の水色は、えいちゃんの傘)
熊野三山(本宮・新宮・那智)の中央に位置する熊野本宮大社。
かつて熊野参りの全盛(鎌倉時代〜室町時代)を誇り、また日本最大の霊場であった熊野三山。
天皇・上皇・法皇たちが競って参拝した熊野三山。
一遍上人により、「蟻の熊野詣」といわれほどに庶民からも信仰された熊野三山。
熊野造りと呼ばれる社殿。
ここが”本宮さん”。
ここでもまた雨は激しく降った。
本宮はもともとは熊野川・音無川・岩田川の三つの川の合流点にあった。
そこが、「大斎原」という場所。
明治22年川の氾濫で被害を受け、現在の高い場所に遷宮したそうだ。
その元の本宮さんの場所には自称「日本一」の大鳥居が建っている。
どう見ても、日本一には思えんけどなあ。平成12年に建立されたもの。
水田の中にこんもりと森と芝生の「大斉原」。静かで神聖な場所になっている。
そしてバスは熊野川に沿って(十津川の名は奈良県くらいまで、和歌山県になると熊野川)南下して海に出た。
和歌山県と三重県の境になる場所で、新宮市。
そこから海岸線を西へ、那智勝浦港に向かって走った。
海岸線を走る頃に、雨はあがった。
勝浦港でバスから降りると、海の向こう側にホテル浦島が見えた。
桟橋まで歩く。
ホテル浦島は船で行く。
船に乗らなければホテル浦島には行けない。
けれど、
ホテル浦島は陸地にある。
勝浦の前の半島にあるホテルで、疑似島。偽の島。
こうやって、わざわざ「島を演出」している。
でもまあ、旅行気分が盛り上がる・・・・・のは事実じゃなあ。 ちょっと不便だけど。
読売旅行旅行福山営業所「大洞窟温泉忘帰洞のホテル浦島と谷瀬のつり橋」
2010年7月11日