玉野に来たついでに今日はなにをするか？　どこを走るか？　


で、決めたのが玉野市営電気鉄道の路線跡を走ること。

ウイキペディアによる玉野市電とは


昭和28年開業
昭和47年廃業

路線距離　4.7キロ（宇野駅〜玉遊園地）

駅数　13駅
（宇野〜広潟〜玉野高校前〜西小浦〜玉野市役所前〜古塩浜信号所〜藤井海岸〜保健所前〜大聖寺前〜三井造船所前〜玉〜玉比�盗_社前〜玉小学校前〜遊園地前）

宇野駅〜広潟駅



ＪＲ宇野駅の現在駅前駐車場の電話ボックスあたりに駅があったそうだ。


水島臨海鉄道のように駅に近接していたのか、それとも元井笠鉄道のようにＪＲ笠岡駅と一体になっていたのか？

といえば元井笠鉄道に似て線路は国鉄と並行する、が駅は独立していた。











しばらく宇野線と並走するがここで分かれる。












途中、

左右に両備バスの倉庫がある。










ここらが元「広潟」駅。














広潟〜玉野高校前



広潟駅からはカラー舗装の道となり、玉野市電の跡を地図で確認不要。







野球の早朝訓練をしている、ここが玉野高校だろう↑。







と思ったら、


中学生の通学の方が多くて、








よくみれば、

「宇野中学校」だった。

では、玉野高校はどこにあるのだろう？






奥まったとこの、住宅地の、そのまた奥に、玉野高校はあった。

このまま行けば正面に築港小学校がある。









玉野高校前〜西小浦

右の坂道部分が「玉野高校前」のホームだったところ。

ここには宇野中学校のピアノと合唱が聞こえてくる。


歌はフォスターの「春風」と、夏がく〜れば思いだすの「夏の思い出」。

まもなく最初のトンネルになる。

それが「天狗山トンネル」。

トンネルを出るとすぐに駅がある。

「西小浦」駅。





元・西小浦駅にはベンチがあり、大きな蘇鉄の木が並んでいる。

西小浦〜玉野市役所前〜古塩浜信号所




西小浦からは、このように左右に生活道がありまんなかが電車道で一段高くなっている。












国道30号線を横断する。



国道30号線・国道の終点宇野駅方向。









国道30号線・岡山、渋川方向。
















白い建物が「玉野市民病院」で元・玉野市役所があった場所。




この付近に「玉野市役所前」駅があった。






そこから100ｍくらいで



「古塩浜信号所」があった。




この信号所で単線の電車は上下の交換や、

また「古塩浜信号所発宇野駅行」の発着もあったようだ。












古塩浜信号所〜藤井海岸

古塩浜信号所をすぎるときれいな並木道がしばらくつづく。

そして「中山トンネル」。





玉野市電は全長わずか5キロ弱だが、トンネルが三つある。しかも曲がったトンネル。




トンネルを忌み嫌った井笠鉄道と対局するようだが、その主な理由は

井笠鉄道は予算を安くして工事するためで、

玉野市電は国鉄の造船所の引き込み線が、そのそもの誕生であったことによる。

つぎ・玉野市電路線跡�A�B

2010年6月14日