2010年3月14日 | 生名・立石港 | 〜 | いきな島一周マラソン | 〜 | 生名・立石港 | ⇒ | TV塔 | ⇒ | 白滝山 | |||
愛媛県越智郡上島町 生名島 | 9:10 | 12:25 | 13:00ころ | 14:20ころ |
小さな峠を越えると、生口島の「しまなみ」の高架と岩城島の造船所が見えてきた。
生名島と岩城島の間、長江瀬戸。
手前が大島、その先の地小さな島が小島、背後に岩城島と積積山。
ミカン作業を休めて選手の応援をする生名の人たち。
青い海の向こうに生口島。
感動するような応援が点在した。島の人たちの年輪を重ねた笑顔の応援は心にしみる。
右に海、左に養殖場を見ながら走る。
いよいよ変則の登り道がはじまる。
すると、すぐにサーキット場がある。
「生名サーキット」、オートバイの音がブオン・ブオン、けっこうやかましい。
ひたすら登る、そして下る人。
きれいな渚が右手に見える。
そこの渚の左手が、「いきなスポレク公園」。
体育館・温水プール・屋内外プール、宿泊研修施設『蛙石(が〜るいし)荘』、蛙石球場などがあるところ。
こんどは正面に赤穂根島が見えてくる。
標識は「7km」になった。
残り3kmか。
やっと気持ちが楽になった、それにつられて脚も軽くなった。
赤穂根島も過ぎていく。
小さな岬を何度も越える、
こんどは佐島。
工事中の架橋が見えてきた。
海の色は透明。
いったいこの橋は何のための橋だろう?
少なくとも生名島の人にとっては何も意味もない橋。
この橋で佐島と、その先の弓削島とつながったところで生名島には関係ない話。
生名島は地理的にも、生活も仕事も、すべてが因島圏になっている。
佐島・弓削島とつながっても何のメリットもない。
ましてや、橋を架けるならより距離の近い因島が先。「しまなみ」で本土ともつながる。
県境の地域が抱える行政の無機質な対応を眼で知らされるようだ。
2010年3月15日