2009年12月6日 午後0:30ころ
倉敷市山地、矢部 日差山
倉敷には「倉敷北部縦走路」という有名な縦走登山路がある。
その道は景観もよさそうだし、道の整備もなされているだろうし、えいちゃんも一度は行ってみたいと思っている。
その前準備として、登山口である「日差山」の場所を確認しておこう。
なりより、この山は”くらしき百景”の一つでもあるし。
予想通り、日差山の場所はむずかしかった。
団地内や田んぼや畑や池のまわりを通り、山陽道の上をまたぎ、林の道を抜けて、急な曲りくねった坂道を行けば神社正面に着いた。
神社前には車が二台止まっていた。
縦走をしている人だろうか?
または付近で野鳥観察(この一帯は倉敷市の指定された野鳥公園)をしているのだろうか?
あれ、神社と思っていたけど梵鐘があるな。
お寺だろうか? ここは。
この地はお寺であり、神社でもあった↓。
この案内板の左の道をすすめばすぐに山頂に着く。
ここが日差山山頂。
山頂には神や仏が祀られていて、大きな岩が横に縦に存在している。
景観は四方のうち三方が見渡せる。
右が川崎医大、いちばん左の山が常山。
まんなかが山陽新幹線、後が児島半島と金甲山、右の小山が早島の流通センター。
岡山市街地。
山の向こうに高炉が並ぶ、水島のJFE西日本製鉄所。
北西側、見通しはなし。
けど、ここが「北部縦走路」のはじまり。
ゴールの福山まで約17キロの距離。
北東。
流れるのは足守川、写真左が岡山ジャンクション。
この日差山があるのは、以前は都窪郡「庄村」といって。
川崎医大ができるころ岡山市と倉敷市がモーレツな争奪合戦をして倉敷市に編入された土地。
そういう位置にあるので倉敷市も岡山市も近くに見える。
わかりにくい場所にあるけど、”くらしき百景”には確かに値する景観だったな。
2009年12月7日