黒淵だ。










黒淵の渓谷の観光船が見える。


旅館風の建物ではソーメン流しやあやめを食べさせてくれる。















切り立った絶壁、それに川の水色が違うなあ。










ここで向こう（三段峡入口）から来た若いカップルから質問を受けた。




「ここか先に進むと何かいい場所があるのでしょうか？」










二人の服装と履物からみて、ここまでやってきたのは相当苦労しただろうなと思った。


えいちゃんが見た三段滝や二段滝のすばらしさや、出合橋まで行けばバスもタクシーもあることを言ったが・・・・それから二人はどうしたであろうか？





じつは、このことは三段峡見物の多くの人に言えることでもある。



前に進むも、元に引き返すのも、三段峡見物はけっこう難しい。途中に逃げ場がない。

（三段峡入口から出合橋まで5ｋｍちょっとある。その道は狭い、常にアップダウン、滑りやすい・・・普通の5ｋｍではない）











脚に自信があるえいちゃんでさえ、少しくたびれてきた。















渓谷美と紅葉も見続けると飽きがきた。

流紋岩の河床が200m続く石樋（いしどい）

赤い岩を流れ落ちる滝、「赤滝」。











たまに日が差してきた。











こういう景観を2時間以上も見てきたので早く温泉にはいりたくなった。脚も疲れた。

竜ノ口（たつのくち）

川床に巨大な岩がつづく。

まもなく散歩中の人が急に増えてきた。




そして終点の三段峡正面入り口に着いた。












ようやく温泉にはいれるなあヤレヤレ。

つぎ・三段峡�D三段峡温泉

2009年11月3日