2009年9月9日 午後1:06〜4:52
福山市松浜町 リーデンローズ 松竹大歌舞伎福山公演・「恋飛脚大和往来・封印切」
リーデンローズの前で妻が手を振っている。
えいちゃんは午前中お仕事で、昼から休みを取得。
それで妻とは1時すぎに会う約束をしていた。
えいちゃんの歌舞伎鑑賞いうか見物は8度目か9度目くらいになる。
妻は初めての歌舞伎。
それで里庄図書館から歌舞伎の本を6冊借りて「恋飛脚大和往来」のところに付箋紙を貼り、そのページを読んでおくように妻に言った。
松竹大歌舞伎福山公演は1時開場、1時半開演。
1時半、幕は開いた。坂田藤十郎の口上。
そして休憩。
2時過ぎ、
「恋飛脚大和往来」
封印切・新町井筒屋の場
ははじまった。
忠兵衛と梅川の恋。
八右衛門の悪態。
忠兵衛と八右衛門の鞘当。
そして「封印切」に至る。
すばらしい歌舞伎だった。えいちゃんは藤十郎の芸をこの目でみた、という実感と満足感を得た。
演目の最後は「連獅子」。
激しい優雅な踊りだった。
松竹大歌舞伎福山公演の昼の部は4時半頃終演した。
さあ帰ろう、歌舞伎は面白いからまた来年も見に来よう。
妻の感想は? 「すごくよかった。」だそうだ。
いつも二階席で見るえいちゃんが、今回は妻がいるので一階席(6000円)を奮発したからね。(効果あった?)
はじめ曇り空だったけど会場を出ると快晴だなあ。
家に帰ったら夕日を見ながら走ろう。
(ポートプラザから見るリーデンローズ)
おまけの話。
演目の2と3の間の休憩時間。みやげものコーナーに立っていると「中国新聞ですが。」とインタビューの依頼された。
「いいですよ。」と、それから記者の歌舞伎の質問に答え、年齢住所にも答えた。
翌朝の新聞は一面からでなくて、いきなり地方欄の松竹大歌舞伎福山公演の記事を探した。
そこには70代女性のインタビュー記事が載っていて、えいちゃんの名も記事も無かった。
2009年9月13日