古城山の石垣が見えた。（と思ったがこれは昭和の戦争遺跡だった）

そして三層の展望台があった。






三層の展望台にはカギが掛って入ることはできない、そのことは知ってはいたが山頂だけにいい展望があるだろうと思っていた。








この一角だけが見渡せた。



もし、展望台に登れば大田の庄のすべてが望める。












展望台の前には六角形で半分地下に潜った建物があった。



珍しい史跡である。




「甲山防空監視哨」。




かつて60余年前、日本にはこういう施設がふんだんにあった。

笠岡市では北木島バックリ山の山頂にあった。

北木島で聞いた話では、

既に若い男性は島内にはいなくて、学校を卒業したばかりの女性が交代でバックリ山まで登っていた。

ここ甲山でも似たようなものだろう、いまや貴重な現代史と民衆史の史跡と思う。

展望台から進むと「本丸跡」兼「甲岩」に着いた。




戦国時代には山城だった古城山。













この登山道はお遍路道。

途中の展望台から見る山頂展望台。

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2009年7月19日