2009年4月18日 | 平福 | ⇒ | 武蔵の里 | ⇒ | 大原町古町 | ⇒ | 若杉天然林 | ⇒ | 西粟倉村 | ⇒ | 愛の村 | ⇒ | あわくら荘 | |
兵庫県佐用郡作用町平福 | 8:26〜9:46 | 10:30ころ | 11:10ころ | 12:07〜14:09 | 15:00ころ | 16:00ころ | 16:40〜泊 |
平福に着いてから、どうにも気になってしょうがないものがあった。
それが山頂にそびえる城郭跡。
その城の名は「利神城」、別名「雲突城」。
雲を突く城が、いつも平福から見えていた。
(宿場町から見る利神城跡)
立ち止まり、城を眺めていると老人氏が話しかけてきた。
「お城に登れば、山という山はすべて見えます。」
「北は・・・、南は・・・、東は・・・、西は・・・・。」
(この・・・・は、えいちゃんの記憶忘れで老人氏は見える多くの山の名を言った)
「しかも、天気がいいので今日は(普段は見えない)xx(この山も記憶忘れ)も見えるでしょう。」
(道の駅から見る利神城跡)
えいちゃんは、予定はしていなかったがすっかり「その気」になった。
よし、本日はまだはじまったばかりだが利神城に登ろう、登山でかかった時間は後の予定を省略したりしよう。
老人氏は「杖を一本もって行ってください。」と。
その訳はイノシシや鹿やうさぎが出るという意味と、。。。。。。じつはもう一つの意味があった。
登山道はすぐに途切れた。
道の駅の店員に登山時間を聞いた時「車で登り、そこから20分ほどでしょうか。」という返事だった。
登山道でなく登山道路を車で行くとこに変更した。
途中、農夫がいたので車を止めていちおう確認した「このまま行けばお城に着きますか?」
「いやー、この道は行き止まりです。お城には・・」といかにも細そうで、誰も通らないような話しぶりだった。
最初の老人氏が言う「杖いっぽん」は、誰もいかないので山城跡は自然の山に戻りつつある状態を意味していた。
利神城への登城はあえなくつぶれてしまった。
でもあきらめない、
あの城をみたからにはいつかリベンジ登山をしよう。(今日は突然のことで事前調査がゼロだった)
さあ、次の地である宮本武蔵が生まれた大原町に出発しよう。
ここ「道の駅・平福」には早くも駐車待ちの車がはじまろうかという状態になりだした。
2009年4月21日