2009年1月12日 午後0:50〜2:40 アリストぬまくま〜阿伏兎観音〜能登原小学校〜アリストぬまくま
福山市沼隅町 「能登原とんど」
六つ並んだとんんどの一つが担がれた。
それと同じくして他のとんども担ぐ態勢になろうとしだした。
そして、担がれたとんどは回りはじめた。
”とんどじゃ、とんどじゃ”
担ぐ人、綱を引く人が校庭を占領して回り、他のとんどと勢いを競うようになった。
20mほどのとんどは斜めになったり、接触しながら能登原小学校を回りつづけた。
担ぐ人、綱を引く人、走る人、
能登原小学校校庭はまさにとんどの絶頂を地区民が競った。
およそ15分くらいで担ぎは終わった。
とんどは地上におろされた。
きれいなとんどだったが、
焼いてしまうとんどで競うという、まあ変わった祭りだった。
とんどの装飾には伝統の味がでていた。
竹や藁を集め組み、それに紙やミカンやテープなどでとんどを組み立てる。
大勢の人の輪があってはじめてできる能登原とんど。
一見の価値はじゅうぶんあったなあ。
お祭りの伝統を守るのは、日本人の心を守る、そんな当り前のようなことに気づいた能登原とんどだった。
粉雪はまだちっている。
寒いから走って身体を暖かくしよう。
アリストぬまくままで休まず走ろう、
寒いといったって車の中は暖かいからなあ。
とっとこ、とっとこ、・・・・・・。
2009年1月12日