2008年2月20日 　午前9：30〜11：10
福山市鞆町　「第6回　鞆・町並ひな祭」

「太田家住宅」にはいる。
入場料は400円、邸内の説明案内人付き。

この豪邸は、江戸期に中村家が保命酒で財をなした家。


明治になり他にも保命酒の酒家ができ、大田氏の所有になり、酒造りもやめ「太田家住宅」となったそうだ。

いちばんの売りは幕末の「七卿都落ち」。

京都を追われたお公家さんが、ここ中村家に滞在したこと。

こちらは、
観光バスで来た人たちだろうな。総勢20数人。

太田家の倉に飾られた「ひな祭」。

倉の三方におよそ10体の「ひな祭」が飾られていた。

これは右がわは五条橋の弁慶と義経、左は舌きり雀のお爺さん。
ほかにも桃太郎や浦島太郎を飾った「ひな祭」があった。

土間に並ぶ大瓶。

二階天井に吊るされた滑車。

太田家住宅の玄関。
道の向こう側も太田家（ただし非公開）。

と、”狭い”鞆の町に、”広い”太田家住宅であった。


建物は福山市が1996〜2001年、修復工事をしてそれ以降公開されている。
その際、
酒造りのクドの遺構の発掘などもしている。


梁の大きさなども見ごたえあり、一度は見物する価値はあるな。

つぎ・鞆・町並ひな祭�C消える鞆

2008年2月20日