2007年7月8日 呉新名所『てつのくじら館』と桂浜温泉
呉市 「てつのくじら館」
日新製鋼呉製鉄所。
この構内に、えいちゃんは一月半通勤した。
IHI呉造船所。
この造船所の上に住んでいた。
呉市宮原通り八丁目、P建設宮原寮、そこに住んでいた。呉はちょうど丸1年暮らしたなつかしい町。
造船所からはいつも光が夜空に伸び、
金属音がキーーーン、
その光と音の記憶が今も残っている。
えいちゃん勤務のP建設は呉海軍工廠とともに成長し、そして敗戦とともに崩れた歴史があった。
戦後もまた、海上自衛隊との関係は深く、
えいちゃんが呉にいる時にも呉第三突堤、呉教育隊建築の工事をしていた。
第三突堤には潜水艦が接岸していた。その時、はじめて潜水艦を見た。
いま、引退後陸にあがった潜水艦が史料館として公開されている。
それが「海上自衛隊呉史料館」。
別名、一般名、
「てつのくじら館」。
完璧なまでの海上自衛隊、および潜水艦勤務のPR博物館。
そこまで言うか、
海上自衛隊の礼賛オンパレード。
艦内勤務までの訓練と、そこまで生き残るハードさ。
艦内勤務はひたすら国家国民の平和を守るため。
(そこのところを、やんわり説明すればいいんだけど。ソレいっぽんで強調するといやらしくなる)
耐えられません、まともに聞いとれません。その程度の努力・訓練はどこの企業だってやっとります。
企業は生き残るため、労働者は生活を守るため。必死です。
海上自衛隊がここまで職務をPRするとイヤらしいです。しかもポケットマネーでなく税金で職務のPR、かなわんな。
(と、ついつい人は反論したくなる。)
鉄のくじら館はさっさと出た。「鉄のくじら館」という名からして悪すぎた。
お隣、大和ミュージアムに行く。
2007年7月10日