2007年5月5日
大分県筋湯温泉〜九重夢大吊橋〜熊本県阿蘇山〜宮崎県高千穂峡2007年5月4日
昨日もそうだったが、今日も「やまなみハイウェイ」をバスは走った。
「やまなみ」は1964年完成した観光道路兼生活道で、九州の人の自慢の道だった。
それは学生時代、熊本県の友は「やまなみ」をとおり戻る・来る、といつも自分から「やまなみ」の言葉を入れていたから。
えいちゃんもその道を走ってみたい、見みてみたい。それがやっと実現した。今は県道になり無料道路になっていた。
そしてバスは阿蘇のカルデラに入っていった。
有名な草千里で降りる人、ロープウェイに乗って火口まで行く人に分かれた。
バスの車中でガイドさんは言う、
「ロープウェイは天候が悪いと運行しません。
爆発やガスの多い日も運行しません。
ぜん息や心臓病の人も乗れません。」
とまあ、ちょいロープウェイ乗って阿蘇を見るのは他所の観光地と違うのだ、と言わんばかり。
ロープウェイでバスから降りる、阿蘇の火口は霧か雲か噴煙か?
100人のりのゴンドラから降りれば、
視界はそれほど悪くない。
はやる気持ちで火口へ歩く。
頑丈なコンクリートの避難所が歩く雰囲気を盛り上げてくれた。
もうすこしで着く !
「立入禁止」 転落・自殺・爆発からの禁止か? 白い噴煙があがり別世界。
岩肌の色が何千年の噴火の歴史をなまなましく伝いてくれる。
そのいちばん下から噴煙があがり、見る人全員が喚声の感ひしひし。
その威容な姿はここが日本なのか、
というくらい巨大な光景を魅してくれた。
2007年5月7日