2007年5月3日 午前9:40〜午後3:10
香川県小豆島 小豆島バス定期観光Aコース
有名な「寒霞渓」についた。
バスガイドがさかんにロープウェイの説明をしたが、えいちゃんは乗らなかった。
寒霞渓とはロープウェイに乗らないと見た来たうちにはいらんのかな? よくわからん。
寒霞渓では昼食時間を含み滞在50分。
えいちゃんはソーメンを食べてから、散策をした。
そしてバスは発車して山を下っていった。
次の場所は海辺のため50分程度のバスの中となる。
昼飯も食べているので、えいちゃんはうとうとしはじめた。
今日のバスガイドは大年増。
その大年増も顔さえみなければ若い人に出せない味があった。
大年増は朗読をはじめた。
「昭和三年四月四日、農山漁村の名が全部あてはまるような、瀬戸内海べりの一寒村へ、
(二十四の瞳映画村から)
若い女先生が赴任してきた」。
これだけで、もうだめだ。
えいちゃんはタオルで頭と顔をかくしながら目をぬぐった。
小説は読んだことはないし、
映画も映画館でみたことはなし、
でもテレビの放送で何回も見た。
どのシーンも思い出せるし、思い出す。
(二十四の瞳映画村から)
大年増の朗読は、小説にも映画にも負けない「二十四の瞳」であった。
(二十四の瞳映画村から)
狭い海辺の道を走り、バスは岬の映画村についた。
バスの窓からみる映画村。
2007年5月4日