2007年3月21日 午前8:50〜13:20
尾道市因島 @因島公園AB地蔵鼻C土生D水軍スカイラインE白滝山
15年か20年の前のころ、「構造不況」という産業があり、それは「重厚長大」で、その代表は「造船業」という時代があった。
因島の場合、因島=日立造船=不況、という時代で、今は。
船渠も船台もクレーンは活況産業の音を出している。
ところで、土生の造船所は「日立造船」の看板とともに「ユニバーサル造船」と「もひとつ(名を忘れた)」の看板があった。
企業形態は不況の乗り切りや将来の戦略で変化しているのだろう。
特出しているのが「見える」造船所。
道路から造船所の構内が見える。
コンクリートの壁は低く、
金網のフェンスの道もある。
ひらかれた感じの造船所と道が長くつづいている。
日立造船をすぎて海辺と峠を越すと三庄という地区にでる。
下の写真、大きな造船所の看板で、ここが「三庄」というところである、のがわかる。
この石田造船のすぐ近くに「鼻の地蔵さん 1・2キロ」の標識があった。
じゃ、ちょっと「鼻の地蔵さん」へ走ってみるか。
その道は岬への道だった。
三庄はおおきくくぼんだとこだった。
海の向こうは福山市の田島・横島などの海。
その岬の突端にお堂が見えた。
ここだな。
ちょっと高い岬のいちばん突先に行けば、そこは88ヶ所のお堂だった。
3人ほどお堂の中で祈祷をしていた。
尾道市ではなく因島市としての案内板によれば、この場所は村上水軍の城があったところ。
お城の場所らしさがじゅうぶんつたわる場所だった。
その、標識の足元にまあまあ立派な遊歩道が見えた。
遊歩道を降りていってみよう。
つぎ・B地蔵鼻C土生D水軍スカイラインE白滝山
2007年3月22日