2007年2月11日 午前8:40〜12:00 新山史跡探訪ウオーキング
笠岡市山口
今日の新山史跡探訪ウオーキングは副題があり、それは「昭和14年大旱魃を行く」。
父からも母からも昭和14年に笠岡周辺で大旱魃があった、ということは聞いたことは無いが。この年に記録的な旱魃があったそうだ。
7月8月、雨が降らず。田んぼは干からび、各池の水もからからになった。
はやくも昭和14年8月、小田郡新山村村長は村議会に対して「旱害恒久対策」として新たに池を作ることを提案決議。
それが、この「奥山池」。
昭和14着工昭和17年完成。
この行事を主催する「にいやま文化を楽しみ育てる会」会長さんも、
当時小学生で池の工事を手伝ったそう。
会長さんの記憶ではそのお駄賃、「小学生でも日当40銭もらってました。」。
これは「山口簡易水道浄水場跡」。
奥山池の水は飲み水としても使用されていた。
さらに、
浄水施設をもつ簡易水道いうのが珍しい。
昭和36年〜昭和62年まで配水はつづいたそうだ。
市内最大規模で最後の簡易水道であった。
笠岡市内はほんの30年ほど前まで井戸水が主流だった、あの時代はもう忘却の彼方へ行ってしまっている。
水車小屋跡に咲く山椿。
なだらかな山口を歩く。
新山小学校の体育館前で止まった。
「土居畑」。
豪族の屋敷跡だそうだ。
そして小学校から公民館へ歩く。
新山小学校の二宮金次郎。
今日の参加費は400円。
それは「にぎりメシ」の弁当と「豚汁」代。
それを公民館の婦人部隊がつくって待っている、毎年のことだけど。
今年の豚汁もおいしかった。
お変わりをして二杯いただきました。
つぎ・福山市走島@ABC
2007年2月12日