2007年11月3日 午前8:45〜12:00
大神山神社-下宝珠越-中宝珠越-上宝珠越-三枯峰分岐点-三枯峰?-上宝珠越-砂すべり-元谷-大神山神社-大山寺


下るために登る。







もはや、今日のえいちゃんの登山は降りることしか頭になかった。


降りるために上に登る。


(引き返せないから。)






はー、はー、はー、はー。


出るのは恐怖のため息だけであった。






岩場で休む大学生の5人連れがいた。

山頂に連なる峰を指しながら尋ねた。




「あのてっぺんのどの山に登る予定ですか?」

「あの山です。」
それはいちばん左の山で三枯峰と呼ばれる山。


「それで皆さんはどの道を降りる予定ですか?」


「この道です。登りよりはずっとやさしいですよ」

よくみれば『砂すべ』の標識がある。




あとで調べたら、ここは上宝珠越と呼ばれる地点だった。






よし、
とにかく今日は三枯峰まで登ろう。


そして「やさしい」砂すべりの道を帰ろう。





宝珠の尾根にはところどころ登山姿が見えている。

その向こうには日本海。




つぎ・三枯峰分岐点へ














2007年11月6日