2007年10月13日  午前11:30〜午後0:55
笠岡市飛島 大飛島(おおびしま)


「何処で降りますか?」

「洲でないほう、終点の前の港で。」


(・・・・、このことは、えいちゃんも決めかねていた。)


荒神山へ登ること、大飛島を一周すること。
そのことを船員さんに言えば、「それは終点のほうがええ。」



洲港で降りた、
そして船員さんに言われたとおりの道を走った。

荒神社から荒神山に向かった。



荒神社から荒神山への道はあった。
道はあったけど前に進めなかった。

小竹が倒れて、そのうえに草が繁り、とても山に登れる状態ではなかった。



引き返した。

そして一周道に戻った、


周回再開!







すこし時間に余裕が出たので港に下りた。


(前方は広島県福山市宇治島)


港で話すおじさん二人がいた。



「なにゅうしに、きたんかなあ?」


「走りに、
それとあの荒神山に登ろうと。でも、道が荒れて登れませんでしたけどね。」


「すみません、管理が悪くて。」







どうも、おじさん二人は「見知らぬ人=釣り人」の思いがあったらしく、そうでないランニング姿のえいちゃんに気を許すように話かけてきた。


後方、岡山県笠岡市六島)


「今はイカが釣れる。あそこで釣っているのも、あの船で釣っているのもこんな小さいのも釣る(釣って持ち帰る)、大きいのは卵を産むので重要なんじゃが、それも持って帰る。
ワシらは夜しか釣らんようにしとる。」






「直島は殿様が岡山と香川に分けた、大槌島もそうじゃ。
この飛島は岡山と広島と香川の三つに分かれたかもしれん。」

宇治島に隠れる魚島を指しながら、


「岡山・広島・香川・愛媛の四つになってもおかしゅうない。」





飛島は瀬戸内海のまんなかということだろう。岡山・広島・香川・愛媛四県の景色が見れるのは、たしかに飛島以外、そんないに無いはずだ。


つぎ・飛島A














2007年10月16日