なまごろしの二分間



飛行機の窓に立つ、
靴のはんぶんは外。
首からうえは外。
すねぼんも外。

よおおおおおし!いくぞーーーーー!!!!






びひゅー、びひゅーと顔に高速の風を受けて飛び立つのを待つ。




ところが、飛ばない。
それも30〜40秒の時がすぎると緊張と興奮が切れてきた。




ワシは怖くなってきた。きょーとーなった。





いついくんなら! いつ飛ぶのじゃ!!


心臓が止まるほどの恐怖心になってきた。
それでも、まだ、身体ははんぶん飛行機の外。


いつまで生殺しにするんじゃ、ワシを!!


しまいには、引き戻された。


ふーーー、、、、

もうワシは飛びとうのうなった。このまま、いにとうなった。











二度目、今度はもう3人に合図する元気もなかった。




どうにでもせぃ。




びひょーーーーん、と飛び出た。

















突然の落下は、突然の絶景のはじまりだった。


どっどっどっーーーーーーーと落ちる。
びゅーびゅーびゅーーーーと風と雲を突き抜いて真下を向いて落ちていった。





突然身体が上昇した。

落下傘がひらいたのだ。



そこからはふわふわ。







着地して手で顔をぬぐった。


よだれが出ているかと思ったが、
鼻水がでていた。



歩くと腰がぼっけい重かった。


















作成・2006年10月22日     更新・