2006年9月26日 午前8:00〜12:00
竹原市忠海町 @エデンの海A忠海高校B忠海C忠海東小学校DEF大久野島
Kくんはよく忠海自慢を話していた。
それは忠海から多くの著名人が出ていること。
(朝の忠海駅まえ。駅で降りて学校へ歩く忠海高校生)
その大代表が”池田勇人”前首相。
ニッカウヰスキーの髭の竹鶴翁。
NHK政治討論会の司会者・唐島基智三氏。
国鉄の関連ニュースの解説といえば交通評論家・角本良平氏。
だいたいこんなとこ、
でも今はみな故人となり僕たちの学生時代は相当古いなあ、とも思う。
(忠海のフェリー港、正面は大三島。フェリーだけでなく写真のように客船便もある)
♪いつまでも絶えることなく友達でいよう、今日の日はさようならまた会う日まで・・・。
Kくんはいかつい男だったがギターを弾いていた。
「この歌を彼女と歌って忠海駅で別れてきたんだ、ふっふ。」
それは彼しかできないK君笑いの顔だった。
(町の背後は「黒滝山」、この山に登ろうとしたのだが、いまのえいちゃんに脚力はなかった)
えいちゃんが玉野に住んでいたころ、
Kくんは福山にいた。
多冶目にあった彼の下宿を何回か訪れた。
「天満屋の化粧品売り場にかわいい娘がいるんだ。」
二人で天満屋に行ってみると、
なんとその娘はえいちゃんの高校三年の時のクラスメートだった。
(果物の缶詰で有名な「アヲハタ」の工場まえ。)
Kくんは福山を離れ、えいちゃんは玉野を去り。
Kくんと会うことはなくなった。
なにげない日々だったが、
Kくんの顔を見ることなく今日まで月日は経った。
年月が経つのがこんなに早いとは想像もしていなかった。
(広銀の忠海支店の近くの町並み)
Kくんが育ち、高校まですごした忠海の町。
この町の駅で降り、
この町を走ったり歩いたりすると10代・20代の時のKくんの顔が戻り、えいちゃんの顔も青年にもどったようだった。
・・・・いまKくんは何処にいるのか?
元気にしているのだろうか?・・・・・
2006年9月28日