2006年4月8日 午前8:10ころ
岡山市西大寺 西大寺観音院
西大寺という町は、観音院の門前町や吉井川の高瀬舟の水運で栄え、
山陽鉄道がこの町を通らないので衰退した、というイメージがある。
ここ観音院の隣はかつて高瀬船の集約地。船だまりになっている。
(観音院の向い側に西大寺市民会館があり、そこから観音院側を見る)
榎木の大木が残っている。
この木が船頭さんの目印になったり、船をこの木に繋いだ。
この周辺は倉屋敷がびっしりと並んでいた、という説明板が木の根元にある。
いま倉屋敷はないが、古い町並みを歩いてみよう。
なかなか重厚なお家がつづいている。
水路に沿う民家も落ち着きあるオウチが多い。
しかしながら人の声がほとんどなし。
どこの古い町もこうなんだなあ。
古い町並みは観音院の周辺にあり、散策・散歩にはちょうどいい感じ。
ふだん、「西大寺に来る」っていう人は岡山県人でも滅多にないし。
ましてや備中や備後の人は来ることも通ることもないもんな。
2006年4月9日