2005年11月27日 午前8:20ころ
笠岡市神島外浦 日光寺 1982年東宝「海峡」ロケ地



(日光寺庭園より)






この映画は本州と北海道を結ぶ青函トンネルの国鉄技術者の物語だそうで。





(日光寺への裏側からの道・車の道、表の道は人が歩いて昇る)


「青函トンネル」


昭和21年地質調査開始それからそれからトンネル完成は昭和63年の長さを誇る(?)。
トンネルの長さはドーバー海峡の49キロより長く53キロ、世界最長のトンネルを誇る。とも、戦後の馬鹿査定とも呼ばれる。








(日光寺境内)




なお、えいちゃん元勤務先のP建設は北海道側の「吉岡作業坑」を施工していたがP社のPRにはまったく使用していない。
その理由は? このトンネル工事は巨大ではあるが、それゆえ全ゼネコンが参加していたから。

おまけにいえば国鉄。国鉄発注の工事現場所長は東大出身者でなければいけなかった。
その理由は? 国鉄の所長が東大、施工側にも東大を要求する。トンネル施工経験関係なし、もとめられるのは「東大」。
そういう馬鹿げたところもあり民営化されたんだろうな。




まあそれは映画には関係ないこと。






(梵鐘のとなりは工事中だった)







昭和57年ころ、ここ外浦日光寺で、その映画ロケがおこなわれている。





東宝50周年記念映画。「海峡」

高倉健主演。


共演は森繁久彌、三浦友和、吉永小百合、大谷直子、伊佐山ひろ子、大滝秀治、笠智衆。

森谷司郎監督。
音楽は南こうせつ。



と今きいても有名人がずらりの大作なのだ。






この大作映画のロケの思い出は?

これはksd社の昼休み。


「はまくん、海峡ロケの時は見に行った?」


「僕が神外中の2年生の時だったと思います。
学校がおわって(・・日光寺に・・・)サインをもらいに行きました。
高倉健は女の子だけにサインして、男にはしてくれませんでした。」


はまくんは今も不満そうだった。













この映画の森谷司郎監督が笠岡市出身で、
それがここ日光寺ロケの最大理由なようだ。









日光寺の後ろは墓地で、その正面に栂の丸とTV塔がみえる。


墓地でお墓を掃除中の60歳前後の男性の方に聞いてみた。(次ページ)








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2005年11月27日