2005年10月9日  午前9:20ころ
笠岡市神島高   高に残る煙突


塚の丸を下山して、高(こう)に残るエントツを見に走る。






いまや、このエントツは笠岡名所。




なぜなら、笠岡在住の画家・南一平氏が絵葉書に描いていた。
そういう訳。






この神島の県道を車で走る人は必ず目にはいる風景、

「なんだ?あのエントツは?」






それが神島高の煙突。


県道、正面から見る高の煙突。



漫画家・南一平氏が描いた方向の高のエントツ。





でわでわ、そのエントツに近寄ってみよう。


蔦のからまるエントツ。

その下は廃墟か?ゴミ棄てか?




炉のなかに入っていくニャンコ一匹。



ぐるり円形の窯の口が残っている。



このエントツはいったい何の煙突だったか?
と言えば。


(えいちゃんも知りませんでした。で、自動販売機のタバコを補充していた小母さんに聞きました)




「元はレンガを作っていました。
その頃はこの波止から石炭を工場に運んでいました。
レンガも大勢の人が担いで船で出荷していました。

レンガを止めてからはオガライトを作るようになりました。」




そういうことで元・煉瓦工場の煙突でした。





自宅前で草みしり中の小父さんにも聞いてみました。


「僕はここへ家を建てて3.0年になります。
あそこはオガライトを作っていました。

工場をやめて(経営者は)何処へ行ったか知りません。
煙突は自然に崩れるのを待つだけです。」

とのことでした。







神島八十八ヶ所の札所から見る煙突。





神島のいたるとこにある札所、
なんか気持ちを落ち着かせるなあ。







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2005年10月9日