2005年10月9日  午前11:00ころ
笠岡市笠岡・中央町      笠神社祭


えいちゃんは未だ、
笠神社のお祭りを見たことがない。



見たことは無いけど、この日には浅野組の若い衆が県道を大手をふって歩いているのに出くわす。


それが10月第二日曜日、笠神社のお祭り。







宮地の笠神社に行くと境内は露天がズラリ、さすが笠岡の笠神社。
と思えど人はまばら。

露天の前に子供の声もせず。
がらーーーん。





神社で神主さんの祝詞を聞くママたち。
神社内には小学生が座っておりました。







そして、えいちゃんは神輿をさがしに笠岡の町を走る。

おった。

子供神輿かつぐのは大人、大人のママたち。
ここでえいちゃんは生まれてはじめてママ神輿を見ることを経験した。


ママ神輿の後に子供が車を引いていた。
子供の数が足らないんだな、たぶん。





もとフーマンの田口があった角、浄心寺まえ。
ここに中学生神輿。

中学生神輿も珍しい。祭りの半被には「仁王堂」の文字。


でもよく見れば。
かつぐ中学生はんぶん、池の亀さんをのぞきこむ中学生はんぶん。
いかにも中学生らしいなあ。






笠岡市中央町ワシンまえの子供神輿の後を行く御船。
ここでも引くのは大人。
屋形のなかに子供が座っている。









そして笠岡スサキ通りに行く。


”ありゃりゃ、こりゃりゃ。ヨーイトナ”

神輿はあれど商店街の買い物客はまったくのゼロ。


「スサキ」は恐ろしいほどに商店街の名に値しない、そういう通りになっている。



一週間まえ、
茂平の祭りで「祭り」の意味をすこし感じるトコがあったが今日もやはりそう。



「お祭り」の意味も意義も失われている。惰性と習慣の行事になっている。
担ぐ人、引く人の顔に祝いの顔も張りのある顔もない。




ある地区の秋のお祭りが廃止・中断、それとか毎年から隔年。
そういうのが発生すると一度に皆、なだれのように追随するような気がする。







つぎ・塚の丸














2005年10月9日