その道は以外。
民家、人影のすくない道だった。
走る上には三山。標高３２５ｍ、その山が突き出るように迫る。
愛媛県の小島が見える。
ひとり走るえいちゃん。
道は「県道」。
道幅は余裕たっぷり。
ラジオの声が聞こえる。みかん畑に農民がいる。
草刈機のおじさん、県道の草刈。
そういう人がたま。
ようやく遠く砂浜が見える。
ほつ。
そこへ向かって走れ。走れ。
道は商店街に出た。
ちょうちんがゆらゆら。
今日の夕方「納涼際」があるよう。
ここから１００ｍもいかないところに役場。
役場前でちょうちんを飾っていたのは１５人ほど。
その中には20代、30代、40代と見える人がいる。
若い人、それを実感。
役場前にはバス停がある。
５〜６人の老人がイスに座ってバスを待つ。
「100歳あんしん弓削町」バスの文字。
そのバスはいつくるのだろうか？
