2004年5月18日 午前6:10ころ
笠岡市みの越 笠岡中央工業団地
『工業団地』、という言葉はいったいいつごろからできたのだったかなぁ?
すくなくとも水島や福山の工業地帯ができていたころ「工業団地」というのも、言葉もなかった。
「団地」といえば住宅団地しかなかった。
笠岡市では20年ちょっと前にできた
茂平工業団地が最初。
それから10年ほどしてできたのがココ、みの越工業団地
”サンヨーフーズ”
団地内で唯一とも思える動きを感じる企業。
セブンイレブンに弁当を供給する会社。
他にもぽつりぽつり工場があるにはある。
ここが企業に売りにだされてから10余年。
ここ7〜8年ほどはまったく売れず。
およそ2/3ほどが遊休地。
道を散歩する人も、企業へ行く人帰る人、もちろんいない。
閑散。
そもそも「みの越」自体を市民でさえ、いまだ知らない。
東大戸と新賀の山を削って造成した。
そして「みの越」という大字に昇格した。
まったくの売れ残りがつづくのがわかりきっていた時、笠岡市は「古代の丘スポーツ公園」を近くの山につくった。
ここに作ればよかった。
わざわざ、なんで近場につくったのか?
売れないこの団地の有効利用。
企業と公園の一体。
井原・小田方面からもけっこう便利な地。
こういう売れない団地をつくった「結果責任」は、市民に向かい誰が責任をとるのだろう。
2004年5月20日