2004年4月24日   午前7:30ころ
笠岡市カブト西町 笠岡農道空港周辺  3000万本の菜の花



笠岡新名所”菜の花街道”。金崎橋から茂平までつづく道、一直線に3キロあまり。道の両サイドは菜の花。

それが今年はない。


笠岡新名所ははやくも無くなってしまった。


12・3年前にあった「岡山食と緑の博覧会」以来、干拓地の幹線道路には毎年春は菜の花、秋はコスモスが咲き誇っていた。
春と秋、この道を走るドライバーは季節の風物として花が咲くのを楽しみに待っていた。



春爛漫の今、いちばん春のこの道に春はなし・・・???








笠岡市役所は新・新名所を目指すのか?
菜の花は場所を移して農道空港に咲いている。










去年「100万本のひまわり」を農道空港の前の地に咲かせたが、今年はその地へ菜の花を移し咲かせたらしい。
「種を蒔いた園児たちが訪れた」、そんな記事が新聞にでている。



花が散らないうちに一度見に行ってこよう。



菜の花畑の中に幟が見える。
なんだあれは?



高さは1メートルもないけど、「展望台」。

道路から20メートルばかしはいる。
雨が降ってもしたがじるくならないようにシート。





展望台から「ふれあい」空港。





展望台から三崎方向。






土曜日の朝、でも車を止めて見物していたのは1車みかけただけ。






たんなる遊びで咲かせているのではないのですよ、とばかり大きな説明板。

『菜の花が散ったら油を採り、それは小学生の給食に使います。
その廃油はさらに再利用して動力エンジン油として使います。

枯れ木は刈って干拓地の自然に戻し土を肥やしたり、牛の餌にします。』

と、まあいいことずくめ????








そうだな、そういえば昔の百姓は菜の花を畑に植えていたもんなあ。
「菜の花畑に入り日薄れ、見渡す山の端霞ふかし」、見る花ではなく農家が大事に植えていたものだ。

黄色のこの花はあんまりきれいではない。季節を感じる花ではあるけど。








とっとこ、とっとこ。

3000万本の菜の花を見たら太陽の広場へ走る。




うーーーん、やっぱし。見る花としてはこの↑、公園の花の方がきれいだな。




つぎ・大井ハイランドのハナミズキ











2004年4月24日