2004年1月4日  午前7時50分ころ
笠岡市横島 道通神社(どうつうじんじゃ)


「どうつうさん」へ走る。
道通神社は海上・陸上の交通安全などで笠岡近郊では信者が多く「どうつうさん」と親しまれている。笠岡市内では最も有名なうちの神社。







えいちゃんが参拝するのはまだ時間が早く、白い服をはおった人たちが何人も今日の準備をしていた。
駐車場から参道まで、なぜか全員男性だった。






神社駐車場から西を見る。
かつてはすぐ下に民家があるだけで笠岡湾の海だったが、今は「美の浜」と呼ばれる住宅地。







この民家の前が海だった。
海から参拝にくる人は、この狭い道を神社まで歩いていた。







何年以上も前に聞いたか読んだ本には。

むかしむかしのこと。
横島に住む若い漁師がある日のこと。
網に立派な石が掛かった。
その石は村の漁師たちが漁船の安全にと祀る。
それが「道通さま」のはじまり。

しだいに近郊の人たちにも信心された。





そういうことだったと思っていたが。
石碑には「応神天皇」「「猿田彦命」をまつる、となる。
話としては漁師のことのほうが素朴でいいんだけど。

まあ、戦前に神社庁から庇護を受けそのままそういうことになったんだろう。




海の安全が主だったが、時代とともに車に移り今↓、車のお祓い場がある。
神社も商売だからな。






どうつうさんは横島の丘の上にある。

参道は海からのお参りの人が主だったので笠岡湾を向いている。



この参道入り口には横島の港からゆっくり歩いても5分とかからい。




けど、今は近所の人以外はすべて車でおまいり。


神島大橋と笠岡工高の中間、そこから車で神社に来る。





つぎ・JR笠岡駅〜JR岡山駅








2004年1月4日