2023年3月19日    日曜日    田尻    カブト    神島   
福山市田尻町  「たじり杏まつり」       9:11〜10:55    11:30頃    12:05〜12:55   
               




桃の花は綺麗だが、「桃まつり」はない。

桜に花に実は無いが、「桜まつり」はある。

杏には花も実もある。しかし、現実は厳しい。




杏まつりリーフレット

戦前までは田尻特産として有名な杏も、時代の変遷の中でその殆どが姿を消す寸前までになりました。
そこで、まちの温もりを取り戻そうと願う多くの町民が、
40数年前に田尻の町おこしとして”田尻町杏のふるさと振興会”を発足され、
以後懸命なご努力を続けてこられた賜物として『杏の町たじり』として、
広く皆様に知ってもらえるまでになりました。
これを”杏まつり”として31年前に有志の方々が企画され、
今では町内挙げてのお祭りとして、たくさんの方々に喜んでいただいております。
しかし、杏の維持管理には剪定・防除・除草・収穫作業等を要し出荷部会の方々の高齢化と後継者不足が深刻な問題となっております。
年間25日位で午前中の作業です。
町内の方に限らず杏に興味のある方、ご協力いただける方は是非ご参加ください。

        たじり杏まつり実行委員会














杏まつりに来た人の、ほぼ全員が訪れる「杏試験場」は大にぎわい。












高島小学校のグラウンドでは満開に程遠いように見えたが、

来てみたらそうでもなかった。











天気よし、杏の花よしの202年「杏まつり」の日だった。











試験場からは海の眺め、笠岡諸島の眺めもすばらしい。











「前神寺下」でスタンプをおしていただいた。

ほぼ杏まつりの場所を周回したので最後のスタンプ場所「田尻民俗資料館」に向かって、下りて行った。














4つ目のスタンプを押してもらおうと思ったら、

びっくり。長い列ができていた。


みんな、最初のスタンプ。えいちゃんは最終スタンプ。











今回も記念品をいただきました。




記念にスタンプラリーの写真を撮ろうとしたら、飛ばされないように押さえていただきました。

「たじり杏まつり」は、こんなちょっとした親切が多い。





リーフレットにも書いてあります。


『美しい瀬戸の海、素晴らしい杏の花と杏の実、人情溢れる風土。
こうしたかけがいのない田尻のふるさとをみんなの力で大切に守り、
育てはぐくんでいこうという気持ちを大切に、杏まつりを開催し、
一人でも多くの皆さんに田尻を愛していただくことを目的とする』











”美しい瀬戸の海、素晴らしい杏の花と杏の実、人情溢れる風土”を満喫した「たじり杏まつり」だった。






ありがとう田尻。

さらば田尻。



カブト中央町のカワズザクラ



2023年3月20日