2023年3月15日    水曜日    追分   笠岡    里庄    今井     
笠岡市笠岡  「大仙様」    9:20頃    9:40頃    10:50頃    11:30頃     
               



スサキ通りから見る「玄忠寺」、次の日曜日に”人形供養祭”が開催。









さて、今日は大仙様に来た。





今日は旧暦24日の、笠岡大仙様の日。


前から大黒さんがやってきたぞ。









大黒さんは干物のお買い物。






他の七福神もお買い物。










笠岡の大仙院。








鐘を撞いて境内にはいります。










そしてお詣り。












大仙橋のたもと、植木市。









笠岡の大仙様はかつて、たいへん賑やかだった。







「金光町周辺の民俗」  岡山民族学会調査報告  昭和46年発行


この地方や笠岡市ならびにその周辺では、
笠岡市の大仙院へ参る習俗が顕著に認められる。

初七日もしくはそれ以内に、また七七日(四十九日)または、その月以前に大仙院へ参る習俗は濃厚である。
そして大仙院に詣れば、死者に会えるという信仰は根強い。
ことに、子供の死の場合には、参らねばいけないことのようにさえ考えられている。
また、生前の着物、また玩具や菓子などを持って参ることが注目される。

大山まいり(六条院)

毎月旧の24日に笠岡市の大仙院へ参る。
その中でも、年の暮とはじめが多い。
死後、葬式がすんでから、
濃い者が一週間以内に参る。
参る折には、
死者の生前の所有物を持ってゆく。
新仏の時分には毎月参る。
塔婆を買い、経木を流したりする。


大山まいり(里庄町)


笠岡の大仙さまへ参らにゃならんことにして参る。
埋葬してから大抵七日(シアゲ)につれのうて参る。
四十九日にも、つれのうて参る。







大仙様の日には、歩くのも、人をよけながら位の笠岡スサキ通りだったが、今はこのとおり。









本通り商店街もそうだ。

前も後ろも、右も左も人がいたが、今はさみしい。





これも世の流れか。



新庄のカワズザクラ



2023年3月17日