2023年1月31日   火曜日    岩倉    芳井       
井原市岩倉町              10:40頃    11:04〜12:11       
               



県道笠岡井原線を井原に向かって進むと、右手に大木の跡が祀られている。











大木(枯れ木)の右に説明板があるので、

それを書き写す。



「法塔の縁起」

稲倉小学校敷地内の北西隅角に年経た栴檀の巨木が雄々しく立っていた。
昔道しるべ道中息災を祈って植えられたものと思われる。
大正15年県道改修に際し、
伐採されたが空洞のため用材ならず処置に困っていたところ、
当時稲倉信用組合長佐藤定次郎が買い取り、
二十数名がかりで荷車にのせて押したり引いたりこの地へ運んできた。
信心深い定次郎は、地域並びに道中行き交う人びとの無事を祈るため、
法塔建立と同時に憩いの場になればと井戸や休み処を設置し、
地元有志も植樹等協力して、諸人の利用に提供した。
ここに先人の努力を讃えるとともに、
道中安全を願った遺志を、現今の交通安全祈願へと新たにしていきたいものである。

平成三年三月吉日



大正15年に伐採した、ということは97年も前のことだ。





これを書いていたら、

大正15年生まれのおじ(父の弟)を思い出した。おじさんは、97才になるんだなあ。


おば(父の妹)は大正12年生まれだから、今年100才だ。

市長さんとの写真が新聞に載る可能性が大きい。






この栴檀の枯れ木は大きくて、一枚の写真に収まらない。














県道の向い側には「稲倉工業団地」が部分完成している。

2021年に「オカモト」の進出が決まった。








「早川のカヤ」@追崎の荒神さんA



2023年2月1日