2019年8月1日 木曜日 10:02〜12:08
高梁市備中町布施
江戸時代の日本は、河川は舟か徒で渡っていた。橋が無かったから。
数少ない橋は、その地方の名勝地を兼ねるほどの希少なものだった。
ここ成羽川には明治の末期まで橋は無かった。
古くから水運が発達して、高瀬舟が運行されていたので、橋はなかった。
高瀬舟の通行のさまたげにならず、水害にも耐えられる橋脚の高い橋が架けられたのは、明治後期から大正にかけてである。
しかも成羽橋・惣門橋・田原橋だけで、その他の橋はいずれも終戦後架けられたものである。
現在、橋がかかっているようなところには、渡船場があった。
約3mほどの竹竿で操る小舟が使用されており、急な増水時には学校へ連絡して早退した話が残っている。
成羽町史 民俗編 平成3年発行
長屋橋
(左岸から右岸を見る)
備中町の役場がある黒鳥・市場にいちばん近い橋。
阿部山橋。
橋が水鏡に映る。
家も岸辺も水鏡。
橋を渡ろうとしたら、揺れて
それが怖くて引き返した。
「全通橋(ぜんつうばし)」
典型的な潜水橋。
黒鳥ダム
田原ダムふきん
吉岡鉱山トロッコ道
2019年8月2日