2015年8月3日  月曜日  福井県福井市宝永町 武家の道〜養浩館庭園              
千里浜    安宅関    加賀橋立    東尋坊・三国湊    丸岡     福井((泊)  
 5:30    7:10頃    8:00頃    9:17〜11:34    12:30頃    14:12〜  



ここは福井市立郷土歴史博物館。


銅像は幕末の四賢侯の福井藩主・松平春嶽。








福井市立郷土歴史博物館が目的でなく、

大名庭園の養浩館庭園が目指す場所。







最初、間違って福井県立歴史博物館に行った。

ところが博物館を周回しても庭園がないので間違いに気付いた。



それで博物館の係員氏に「大名庭園」の場所を尋ねたのだが、どうもピンとこない様子。




例えばの話、岡山の後楽園とか津山の聚楽園で

問われて場所が言えない市民がいるだろうか?




不思議な殿様庭園があるものだな。







まあとにかく行ってみよう。


「歴史の道・武家の道」を庭園に向かった。
















入園料を払って庭園に入る。大きな池がある。















江戸時代の大名庭園らしい造りだが、

なんとなく新しい。
















入門の際のチケットを見れば、この庭園は江戸時代のものでなく、

平成に造られた殿様庭園だそうだ。


















ここには明治に小学校があり、

学校は戦災で焼けた。


戦後県立図書館が建設された。


その図書館の移転に際し、平成5年古図によって庭園は復元されたそうだ。













新しい感じがしたはずだ。







「数寄屋造邸宅」で庭は「回遊式林泉庭園」と呼ぶそうだ。




















福井城跡からは10分程度離れ、市立郷土歴史博物館とは同じ敷地になる。








養浩館庭園から出た。








養浩館庭園の出入り口から市立歴史博物館の間に柳の池がある。
















その池は市民公園の憩いを第一目的としたものでなく、史跡を復元公園となっている。





















それが「福井城舎人門遺構」。



















福井城舎人門は外堀に面し、

外堀は幅が広く100間堀と呼ばれるほど大きな堀で、昭和初期まで残っていたようだ。






こうやって市街地の中心部に、

堀を再現し、城門を再建し

庭園と庭を復元する。



福井市の取り組みはたいしたものだ。



つぎ・福井城跡



2015年8月18日