笠岡市史T・中世の山城 高丸城


高丸城は標高ほぼ100メートル。

県境の丘陵上に位置する。

西方の備後鞆津と対峠する海域の一つである。
城主は渡辺杢之丞正で、「備後太平記」は城主の年代を天文24年(1555)九月としている。

渡辺氏は備後沼隈郡山田を本拠とする豪族で、笠岡地域と関係が生じるのは天文四年からといわれている。



・・・・渡辺杢之丞正は小平井の領主となり、小平井城を設け、春日明神を再建した。
昭和30年頃の高丸城址 平成13年の高丸城址

作成・2001年1月28日