君を見つけたこの渚に、ひとりたたずみ思い出す。 小麦色した可愛い頬、忘れはしない何時までも。 水面はしる白い船、長い黒髪風になびかせ、波に向かっても叫んでみても、もう帰らないあの夏の日。 高三の受験生の冬、ラジオからいつも流れていた。 |
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いわき市にいた時、まわりには昭和23年生まれが多かった。 じゃあ「23年会」をつくろう。 と僕が中心にもなり作った。 会合は週一回小名浜の会館(会館名は忘れた)で、開いていた。 会の終わりはいつも「二三年会の歌」に決まった「思い出の渚」を歌っていた。 |
2001年1月12日