相馬野馬追

野馬追は是非とも一度みてみたいと…そして初夏の相馬にいった。

といっても福島県相馬市ではない。原ノ町市である。

原ノ町市にちかずくと、・・ブフォ〜という法螺貝がきこえたり遠く近く騎馬武者一行に出くわしたり…してくる。道々にはまだ匂うばかりの馬のふんが落ちている。

雲雀丘の会場には約600騎馬武者が集う。(ここで600武者でなく、600騎馬武者というところがこの野馬追いのすごさ)

私の駐車先は墓地の中、墓と墓の間も年一回のこのために車のスペースを確保しているに感じた。歩きながら会場に近づくほどに馬と武者が大きくなり、多くなり、戦国絵巻きに入ったよう。

武者による競馬、その後神旗争奪戦、もうこれはすごい祭りであった。

ところで、ついでにこの事に関して記す。

  1. いわき監督署のSさんは「なに、あれはプラスチックの騎馬武者ですよ」と感動した私の話を…その様に言った。
  2. 報徳観光(地元のツーリスト社)のFさんは「福島の三大観光は裏磐梯、大滝根鍾乳洞、相馬野馬追いです」といっていた。
  3. 後に横浜で、妻とほぼ同じ…いわゆる公園デビュウ…友人は相馬の出身で「お爺さんは年一回の相馬野馬追い祭りのためだけに、馬を飼いつづけ、鎧を磨きつづけている」と妻にかたったそうだ。 

99・11・28