初任給は倍増し


僕の大学時代は高度経済成長のど真ん中だった。

入学時代の大卒初任給は2万ちょっと。
僕が卒業して入社時は4万半ばが相場だった。(市役所などは除く)

日本経済はものすごい勢いで成長していた。


そういう時代ではあったが、就職活動は3年の後期から腰を上げるという慣わしであった。

一番多いのが親戚のコネ、政治家のコネ。
正常なのが先輩または学校をとおしての就職。

学生運動が盛んであったが母校は珍しくほとんどなかった。それがまたいいように作用して選ぶ権利となっていた。
とはいうものの上場大手はコネ・成績の両方が必要とされていた。


卒業しての初任給は4万ちょっとではあったが2年目、残業が多い月、100000円を越えた。
それはまだラーメンが100円するかしないかの時代であった。


(ラーメンは今500円が相場)

2002年3月11日

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