・はじめてのワンマンバス・広島 s42・2月 1967


大学受験のために広島に行った。
笠岡駅から準急に乗った。
(4人いっしょだったと思う。)


広島駅から旅館まではタクシーで行った。
タクシーから見る広島は大きな街だ、そう思った。


試験の帰りはバス。

バスに乗る時、入り口で札を取る。
バスには車掌がいなかった。

運転手がいるだけだった。

窓ガラスと窓ガラスの間に小さなボタンがある。
「それを押せば次止まります。」
と可愛らしい声の録音テープが放送されている。


さすがに広島は違うのう、街じゃのう・・・・・。



「運転手は君だ、車掌は僕だ♪♪。」

車掌のいないバスは僕の想像を外れたものだった。




それから2年ほど前後で笠岡福山も車掌のないバスになった。
車掌さんの職種の人はどうしたんだろう?
その頃は家庭にも車がはいりだし、日本も車社会に変化する時代だった。




2004年9月18日


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