わが愛を星に祈りて

 

なんて現実には無いが映画ではあった。歌にもあった。

あこがれていたんだろうなきっと。

映画では北海道を舞台に高田美和が熱演していた。梶光夫もチョイ役で出ていた。

僕が高校1年の時「愛と死を見つめて」が本、歌、TV、映画の大ヒットになり、

国語の先生は「僕のところに3年生の人が、先生も読んで…と読ませてもらったがあれはにせものですね」と授業中に話すほどのその年の話題の本であった。

ところで「わが愛を星に祈りて」はその二番煎じであった。

が、映画は美しく、清く、泣かせるものであった。

笠岡大和座 ちいさな肩を うしろから
抱きしめたい 日もあったっけ
雪どけ道で 声かけて
甘えてみたい 日もあったのに