〜来るもの、行くもの〜 山陽新聞「世相おかやま」より

卒業・就職シーズンたけなわの24日朝、岡山県下の新規中学卒業者970人の京阪神などへの赴任と、中四国からの集団求人受け入れが同時に行われ、岡山駅は大にぎわいだった。

岡山県の境職安課長ら20人の係員に引率され、岡山駅午前9時6分、10時5分の列車など6班に分かれて大阪・京都・名古屋などへ向かった。
職種別では男子は店員、機械工、女子は店員、理美容師見習いが多かった。


一方、中四国、九州から児島入りする中学卒の女子1322人の第一陣として宮崎、鹿児島両県から27人が24日午前6時27分の岡山駅着列車で岡山に着いた。
これは児島市一帯のミシン縫製工、織布工の求人に応じたもので、希望に胸ふくらませた一行は、待ちかまえた児島職安所員に迎えられ、宇野線列車で児島市に向かった。


34・3・24

見送り風景

2001年1月5日