黒いダイヤ・石炭の使用は


今は見る影も無いが。当時の日本産業で炭坑は大きな比重を占めていた。


石炭は家(家庭)では使うとらなんだ。

このほう(城見)では、学校や役場や農協でストーブに使うとった。

新年宴会とかやる時にゃぁ石炭焚いて宴会しょうた。
暖房と温めるために使ようた。


石炭産業は何度かの炭坑事故・労働争議を経て日本から消えていった。
結果的には高度経済成長と重なり理想的な消滅となった。
一例として作者が@昭和50年頃、玉野石油のNさん(筑豊炭坑の町田川市出身)「炭坑に勤務していた、閉山により政府がエネルギー関連産業に就職斡旋し玉野石油にはいった。」
A昭和54年頃、福島県郡山市の下水道トンネル工事の作業員「ワシたちは炭坑で何年も掘ってきた。」

いらぬことを言うようだが産業転換が最も悪いのが「農業」だと思う。過去50年湯水のごとく国家予算をつかっただけでまったくの変化転換進展が無い。





2003・4・6