結核療養所をつくる s28・8・25 笠岡市報
戦前亡国病といわれた日本の結核は、戦後外科治療の発達と特効薬の普及により死亡率は激減したが。
昭和26・27年における笠岡市48人、小田郡59人で死亡原因中一位を占めています。
このため笠岡市ほか10ケ町村は苦しい財政の中から相当な金額をさいて、結核療養所の建設をすすめ、将来さらにこれを拡充整備して行おうとするものであります。
事業計画
笠岡市ほか10ケ町村組合立笠岡療養所
小田郡大井村大字小平井字春日端
敷地・1711坪
建坪・750坪
病床数・100ベッド
総予算・4000万円
国庫補助・1605万円
但し、敷地については大井村の無償提供であります。
2003年6月5日