新警察の発足



制度が出来ただけじゃった。何も前と変わっとらん。



それまで内務省の合図ひとつで動いていた警察は昭和23年3月7日より、「国家地方警察」と「自治体警察」とにわかれた。


国家警察(国警)は人口5000人以下の町村、自治体警察(自治警)はそれ以上の市町村であった。城見村の場合は人口5000人以下なので国警で小田南警察署に属していた・・・ハズ。国警・小田南警察署は自治警・笠岡署と同居していた。


戦前から(城見村)役場の隣りに駐在所がありそこで業務をしていたが、戦後県境にも事務所があった。駐在員はそこに勤務して家族は役場の隣りで寝泊まりしていた。

住民から見た警察は戦前も戦後も変わらないし、(組織の変更も)全く目に見えないものであった。


現・笠岡市での自治警は笠岡町・金浦町・神島外村があった。昭和26年10月1日に廃止されている。(国警に吸収された)





2000年09月18日