城見小の苺見学

笠岡・井原圏版 山陽新聞地域ニュース

200267日掲載)

 

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児童らイチゴ狩り体験 笠岡・城見小

甘い香り 食べた〜い

 

 

 

 城見小(笠岡市用之江)の二年生三十七人は六日、県内有数の果樹産地・同市茂平地区を訪れ、農業寺田巧さん(70)方でイチゴ狩りを楽しんだ。

 寺田さんが「少しひねると上手に取れます」とアドバイス。甘い香りが漂うハウス内では児童の背丈ほどの高さで栽培され、児童は畑に隠れたかのようになり赤く色づいた実をトレーが山盛りになるまで取っていた。

 果汁で服を赤く染めたり、取り過ぎて地面に落としてしまう児童もいたが、歓声が響き、みんな目を輝かせていた。福田晃士君(7つ)=用之江=は「いいにおいだから、今すぐ食べたいよ」。平田瀬里加さん(7つ)=城見台=は「甘いクリームをかけてデザートにする」と笑顔だった。

 この行事は寺田さんの好意で一九九九年から続いている。

 

 

【写真説明】寺田さん(右)に取ったイチゴを見せる児童たち